つぶだかの新卒感想ブログ

自分が第二新卒として転職した時の体験を書いています。

【鬱病?適応障害?】精神不調で休職を考えるときに知っていてほしいこと

 こんにちは、つぶだかと申します。

 突然ですが皆さん最近メンタルは大丈夫ですか?私は精神的に負担が大きい日々が続いています。

 自分のこと以外にも、昨今は適応障害などの社会人1年目の方々がかかる精神病や、社会人の方々が仕事のストレスから鬱病になってしまったというような記事をよく見かけます。

 そんな精神病が多くなってきている今、そのことについて知らないのはまずいと思い、私なりに調べてみました。

 そこで調べたことについて記事にしましたのでどうか見て行ってください。

1,精神病は珍しいことか?

 この記事を読んでいて今精神的な苦痛に苦しんでいる方は、今自分の置かれている状態はよくあることなのか、どのくらい深刻な状況であるのかが気になると思います。

 精神不調がよくあることなのか?という問に対しての答えはYESです。

 昨今精神不調に苦しむ患者数は増加傾向にあります。以下の図は、2017年までの比較的古いデータではありますが、心の病気の患者数とその種類の割合を表したものになります。

図表1-2-9 こころの病気の患者数の状況(図)

参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/18/backdata/01-01-02-09.html

 この図を見て分かるように年々患者数は増加しています。特に気分障害の患者数が増加しています。

 気分障害とは気分の落ち込みや、昂揚の度合いが正常よりも大きい状態が一定期間続くことで、鬱病双極性障害といったよく聞く精神病はこれに当てはまります。

 今は、鬱病、精神病はあまり珍しくないもの、身近なものになってしまっています。

 つまり、あなたが何らかの精神不調を感じていてもそれはおかしいことではありません。

 次に、自分の状況がどれくらい深刻なのかに対しての答えは、すみませんが”分からない”が答えです。

 というのも、自分の精神状況は自分でしか分からない為、また、よくある症状というものはあってもどれくらいそれが深刻なのかは判断がつきにくいです。自分で不調について考えてしまうと悪い方に考えてしまうので、もし、少しでも違和感を感じたら、心療内科や精神科に行くことをお勧めします。

 ただ、最近は患者数も多く、なかなか診断の予約も取ることができない場合があるので、早めに動くことをお勧めします。私の知人も診療内科に行こうとしたときは近くのほとんどの病院が来月まで予約待ちという状況だそうです。

2,休職するためにはどうすればいいのか

 休職するためには医師の診断書が必要です。これは、心療内科や精神科を受診した時に、医師の判断で出るものです。そのため、自分では凄いきつい状態でも医師が診断書を出す必要がないと判断されれば出ませんし、逆に自分では大したことがないと思っても出る場合があります。そこは、専門家の判断に任せましょう。

 そして、診断書を貰った場合、まず会社の人事部に連絡しましょう。この時に、自分の上司に診断書を出しに行くという人がいますが、結局休職の判断や手続きをするのは人事部や労務部なので直接人事部などいった方が早いですし、職場にも出なくていいです。それに加え、上司のパワハラなどで精神的にまいってしまっている人は上司には出しにくいと思うので、私は直接人事部に連絡することをお勧めします。

 ここからは企業によりますが、おそらく、すぐに休職の手続きをしてもらえると思います。その日、もしくは翌日から休職になり、其の後、必要書類が会社ごとにあるはずなので、それを書いて提出して休職となります。

 以下は、診断書の例になります。

ソース画像を表示

診断書の例ですが、決まった書式というものはなく、病院ごとに診断書があります。

3,休職の際に気を付けること

 休職の際にいくつか気を付けなければいけないことがあります。

①休職中は無給の場合が多いこと

②休職中の社会保険などの会社負担の保険料、税金は自腹で払うことになる場合があること

③復職をする場合は手続きが長引く場合があるので、すぐに復帰することは難しい問うこと

④復職の際には復職の診断書が必要であること

⑤自分の評価に関してマイナスになる場合があること

 この4つが主な気を付けなければいけないことになります。お金の心配に関しては、傷病手当というものがありますので、ある程度は大丈夫です。

www.kyoukaikenpo.or.jp

詳しくはこのリンクから調べてみたください。傷病の申請自体は簡単場合は、書類を4枚ほど提出するだけで申請できます。

 ③④については、なんとなく休みたいから休職してしまうと復職するまでにはそれなりに時間が必要になるので注意が必要です。

 そして⑤に関してですが、精神病で休職ということは、厳しいことですが、マイナス評価になる場合が多いです。また、精神病で休職して復帰した場合、周りに極端に気を使われてしまって気まずい、ということも多いので、このあたりのことは覚悟しましょう。

 ただ、私は、自分の健康が第一だと思いますので、このようなデメリットがあっても辛いなら休むべきであると思います。

4,精神不調で休職した場合転職で不利になるのか?

 結論から言うと、もし転職の面接などで自分が鬱病などの精神疾患で休職していたことがばれてしまうと、不利になります。

 ただ、面接で自分から言う必要はありませんし、もしうつ病などになったことはありますか?と聞かれた場合(あまり聞かれることはないと思いますが)でも、ごまかすことはできます。

 もし、休職していたことがばれるとしたら、源泉徴収を調べたときに、収入があまりに少ない場合はばれるということなので、ばれるとしても、内定を貰った後になります。もしばれた場合、経歴詐称になる場合がありますが、それは精神不調になったことがないですと噓をついた場合のみですのであまり心配しなくても良いと思います。それに加え、1~3ヶ月程度の休職ではまずばれない、もしくは普通の体調不良で休んでいたのどごまかしがきくのでおそらく大丈夫であると思います。

5,最後に

 色々なことを書いてきましたが、私は休職はどんどんしていいと考えています。と言っても、むやみやたらに休んで構わないということではなく、自分の心と体が一番大事であるからです。

 体と心が健康であるならばいくらでも挽回はできます。しかし、一度何か重い精神疾患を患ってしまうとそこからの回復は大変なことです。勿論そこから社会復帰することも、多くの前例があるので不可能ではないですが、厳しいことです。

 だから私は、もし、自分の心や体に違和感を感じたら心療内科や精神科を受診してみるべきだと思います。

 この記事が見た方の少しでも役に立てれば幸いです。ここまで読んで頂き、ありがとうございました。