つぶだかの新卒感想ブログ

自分が第二新卒として転職した時の体験を書いています。

多分ブラック企業に入社しました1

初めまして、つぶだかと申します。

社会人になって二か月、自分の会社に違和感を感じ続ける毎日です。

違和感を本格的に感じ始めたのは最近ですが、おかしいなとはずっと前から思ってはいました。

会社がブラックなのか、そう考えた理由、エピソードが

  1. 入社前編
  2. 入社後研修編
  3. 店舗勤務編

と、ありますので、つらつら書いていけたらと思っています。

今回は、入社前に感じたことについて書いていきます。

”つぶだかのブラック企業譚「入社前編」”

入社前編「事前研修」

私は、内定を貰ったのが比較的遅く、最初に内定を貰ったのが6月下旬、今の会社から内定を貰ったのが8月下旬でした。それでも大学の後期が始まる前には就活を終えることができましたし、内定先もある程度選択肢がある状態に持っていくことができました。

今の会社は、大手の飲食チェーンで、特にこれだ!というやりたいことがなかった私は、自分の可能性を広げてくれそう、やれることの幅が多そうという理由で入社を決めました。

そして、実はこの時点でなかなかきつい会社であることは知っていたのですが、浪人留年なしで来たので、まだ年齢的に余裕があること、体力平均以上はあると思っていたので何とか耐えられるだろうと思い、不安を打ち消していました。

今思えば、早く就活を終わらせたいという気持ちの強さと、会社の規模とネームバリューへの誘惑に完全に支配されていました。

それでもある程度は期待と、覚悟を持って入社を決め、勿論最大限の努力と、我慢はしようと心に決めていました。

しかし、入社前から何か会社の行事がある度に私の不安は大きくなっていきました。

最初に違和感を感じたのは入社前研修でした。入社の前に2回研修を行ったのですが、一度目の研修で60ページほどの書籍を渡されました。

何だろうと中を見てみると、なんとそれ、社訓でした。

大袈裟でなく、最初渡されたときは恐怖を感じました。社訓ってもっとスローガンみたいに1文、2文のイメージがあったので、こんな学校の校則みたいな量の社訓があるのかと、驚き、これを最終的にはすべて覚えてもらいますと言われたときは最初冗談かと思いました。

他にも、会社で使われる単語の辞書だったり、会長の写真が大ききく載ったパンフレットだったり、その日は本気でもう一度就活をすることを考えました。

でも、もう内定が決まってゆるみきった精神状態でもう一度就活をする勇気とモチベーションは自分にはありませんでした。

きっと体育会系の雰囲気が少し強いだけで実際働いてみれば、仕事をこなせば、気にならなくなるのではないかと自分に言い聞かせました。

次の研修では、話を聞く時の姿勢や、話し方、歩くスピードなど細かく指摘されました。

ただ、その日は最初の研修ほど嫌な感じはせず、ただ、体育会系っぽいなと感じただけでした。

けれど、人事の方が自分が現場で働いていたときのことを話してくださったのですが、朝7時に店舗へ行った移動や雑務をこなして店舗間を移動して帰るのは0時過ぎ、ということをサラッと言っていました。

あまりになんでもないように言っていたので、私は一瞬聞き逃しそうになったのですが、流石にスルー出来ず、人事の方を凝視してしまいました。でもやっぱり何でもないことのように普通に話しているので、困惑して、周りの内定者の反応を見ても皆「え?」という表情をしていました。

その時、一人の内定者が「もしかしてそのような長時間労働や、深夜労働は多いのですか?」と質問をしてくれたんです。

すると、人事の方はちょっと慌てたように、でも自分のするべき仕事を考えると、この時間がベストで、や、流石にいつもこの時間ではないというようなことを言っていましたが、明らかに口が滑ったような様子でした。

(ああ、やばいな)

自分の入社する会社がブラックであるとほぼ確定した瞬間で、不安が一気に心の中いっぱいに広がりました。

ただ、そこまでわかっていても私はでもいざ働けば何とかなるのではないか、部署やその人の働き方によるのではないか、と自分をごまかすための言い訳を心のなかで考えていました。

もうこの時になると時期も時期で、新卒を募集している会社はあまり残っていなかったことや、もう一度就活するという選択をととる勇気が私にはありませんでした。

其の後、どうにかこうにか就職ことは考えないようにしてきましたが、内定式でさらに強く不安にさせられることになるのです。

今回は長くなってしまったのでここまでにします。

次回は入社前編「内定式、入社式」を書いていきます。

この記事を読んでくださり、ありがとうございます。また次回も読んでいただけると嬉しいです。

ではまた次回お会いしましょう。