つぶだかの新卒感想ブログ

自分が第二新卒として転職した時の体験を書いています。

【まだ若いのに鬱!?】増加する若年層のうつ病について自分の所感を語る

 こんにちは!つぶだかと申します。

 今回は昨今増加している若者の気分障害うつ病適応障害などのこと)について、実際に同期や近しい人がうつ状態と診断されてしまった時の体験談や、周囲の声、調べた情報などをもとに、思ったことを書いていきたいと思います。

http://うつhttps://utsutori.jp/learn/vol1

この記事を書くにあたり、参考にさせていただいたサイトですので、興味のある方は見てみて下さい。

1,若い人の鬱が増えている

 近年、若年層の鬱病患者が増えているそうです。鬱病含む気分障害の患者数も増加傾向にあり、鬱病は例えば適応障害になってから発病するなど、他の精神病になり、そのストレスから鬱病を発症してしまうケースもあるようです。

 こういったことが言われる中、では実際はどうなのか、私の周りでのことについて話させて頂きます。

 まず、結論として自分の周りにもそういった人は多いと感じます。1社目の会社の最初に私の上について下さった上司も精神的な問題で休職していました。

 他にも、大学の先輩が学生の頃に精神病にかかったことがあるという話を聞いたり、周りの友人もカウンセリングを受けているという人がいます。

 体感として、若い人で何かしらの精神病を患っている人、もしくはその兆候がある人はかなり多いです。

2,若年層での増加の原因

 私は若年層での増加にこれが原因ではないかというものがあります。

 それはSNSです。特にInstagramでしょうか。

 SNSではよくリア充アピール、というともうリア充という言葉は死語らしいので古い言い方かもしれませんが、そういった充実している楽しんでいるという投稿が多いです。そうなるとどうしても自分と比べてしまいます。

 「あの人は人生をこんなに楽しんでいるのにそれに比べて自分は、、、」と思ったことがある日も多いと思います。そういった人とどうしても比べてしまう状況が増えたことが、ストレスや不安の原因になり、発症してしまうのではないでしょうか。

 そして、SNSは若者の方が利用率が高いことは明白なので、これが無関係だとは私も思えませんし、実際私もそう感じたことが何回かあります。

 人と比べてしまう、どうしても無意識にやってしまうことですが、あまりいいことではないですよね。

3,社会人でなる鬱

 若者の鬱患者の増加は、社会人、特に20代から30代に増えてきているようです。しかも、従来の40代から50代の人がかかる鬱とはまた違った症状がみられるようです。

 働き過ぎで仕事のストレス、疲れから発症してしまう40代から50代の人がかかる鬱と違い、20代から30代特に20代前半の若者はそこまで働き過ぎているということはないと思います、勿論、ブラック企業や、飲食業、小売業など、長時間労働や、肉体労働が多く、ストレスや負荷が多い仕事もあり、一概に20代の若者の方が働く時間が少ないというわけではありませんが、どうしても、40代から50代の人で発症してしまう人と比べると状況が異なると思います。

 若年層の社会人の鬱の増加、これには3つ理由があると私は考えます。

 1つはこれもまたSNSです。正確にはSNSとその他のネットから拾ってくる情報です。昔と比べて今は自分以外の人がどんな仕事をしているか、どんな仕事があるのかがSNSや求人サイトの普及によってそれを知る機会が増えています。 

 そうなると、どうしても人と比べてしまうのです。自分はこんなにも仕事が辛い、つまらない、きついのに、他の仕事をしている人は良いな、こう考えてしまう人が多いと思います。

 実際、今では転職界隈で第二新卒という言葉が使われることが多くなったように、若い人、20代前半で転職する人も増えています。

 そのくらい他の仕事を知る機会が多いのです。ただ、転職するにも勇気がいります。

 今の状況はつらい、逃げたい、他の場所に行きたい、けど転職はリスクがあって怖い、こう思う人が多く自分の中で思い詰めてしまうことが多いことが原因の一つであると思います。実際私はこのような考え方をしてしまってうつ状態になってしまいました。

 2つ目は、鬱病精神障害という言葉が広く普及したことです。

 昔は鬱病になる人は40代を過ぎて働き過ぎた人がストレスが原因でなるものというイメージが強かったのですが、昨今は有名人が鬱病にかかったり、若い人でも鬱になる、ということは多くの人が知っています。

 そして、その症状や、発症する前に体に出てくる不調なども多くの情報サイトで医師の方や、研究者の方が情報を発信してくれています。

 そのおかげで自分の不調にもいち早く気付くことができ、従来よりも軽症の段階で鬱や、精神障害が発見できるため、今までは見過ごされていたそれらの症状が発見しやすくなったからだと思います。

 つまり、私の考えは今までもそういった症状に苦しむ人はいても、自覚できなかったりほったらかしにしてしまった人が多かったが、今の若者は一早く症状を自覚でき、早期発見ができるため、結果的に若い人で鬱病精神障害をうったえる人が多くなったのだと思います。

 私はこれは良いことだと思います。重症化する前に気づき、自分で医者に掛かり、早期の対応ができているということなので、重症化する人は減ったのではないでしょうか。少なくとも先に話した上司の方は1ヶ月の休職という比較的短い期間での療養で回復することができました。

 若い人で、そんなことで休むなんて情けないという人がいるかもしれませんが、自分の健康が第一です。しかも重症化したらそれこそ社会復帰ができなくなる可能性もあるため、早めに気づき、早めに回復の時間をとりましょう。

 最後、3つ目は欲が強くない人多いことです。

 最近Z世代という言葉を聞くことがあります。今の10代から20代後半くらいを指す言葉で、このZ世代の人は、出世しよう、お金をガンガン稼ごうというよりは、自分の時間を大切にしたい、楽に生きたい、とにかく休みが欲しいというような考えをする傾向にあるようです。実際私も比較的そういう考え方です。

 皆さんの周りのZ世代の方もそういうような人が多いのではないでしょうか?

 つまり、仕事に対してのモチベーションが高くない人が多いということです。勿論全員が全員そうであるわけはないですが、仕事よりもプライベート、という人はかなり多いと感じます。

 仕事にモチベーションが感じられないのに、ストレスや不安だけ大きかったら、それはもう精神的にまいってしまう人が多いのも納得でしょう。

4,最後に

 以上、ここまで、若者の鬱の増加について語っていきました。私自身はただのしがない会社員ですので本当のところはどうなのか、正確なデータを持っているわけではありません。

 しかし、当事者としての意見なら言うことができます。

 私自身が昨今の状況について思うことを書かせて頂きました。

 ここまで読んで頂き、ありがとうございました。