私が「飲食は辞めとけ」と言う4つの理由
こんにちは、つぶだかと申します。
私は、今年(2022年)の春から社会人になり、飲食店舗の店長候補として働いています。
そんな私ですが、もし後輩や友人が飲食業界に入りたいと言われたら全力で止めます。相手がひくくらい全力で説得します。
飲食は一般的にきつい、つらい、辞めとけと言われています。実際勤務してみて、私も同じ意見を持ちました。
なぜ飲食は辞めとけと言われるのか、その理由を実際体験した私がその所以を自分の経験をもとに書いていきたいと思います。
1,体力的にキツい
まず、純粋に体力的にきついというものがあります。これは飲食のバイトをしたことがある方なら想像がつくと思います。
飲食の正社員だと基本的には8時間の休憩1時間です。まず8時間立ちっぱなし動きっぱなしということが本当にきついです。それが週に5日あると、最後の5日目はもうフラフラで職場に向かいます。
しかも基本と言いましたが短くてこの時間です。業態や自分が任されている店舗の状態によってはもっと働く時間が延びることでしょう。
また、飲食は客商売なのでイレギュラーが多く、お客様の行動、言動によっては定時であがれないことも多いです。
例えば退勤しようと思った瞬間にクレームが入ったり、急に来店数が増えて注文がバンバン飛んで来たりすると、なかなか定時であがるというのは難しいです。
長時間の体力労働が基本になるので、運動部などの経験がない人にとっては試練か苦行でしかないので何か凄い大きな夢を飲食で働くことで叶えたいというようなモチベーションがない人は避けた方がいいと思います。
2,シフト制かつ、バイトさんの事情によって出勤日が動くので予定が立てられない
飲食は基本的にシフト制だと思います。そのため土日休みというわけではなく、1週間に2日、どこかで休みを取ります。しかし、それだと直前までシフトが埋まらなかったり、欠員が出たりすると容赦なく予定が変わるので自分の予定が立てられません。
しかも、会社によっては急に出勤日人ると休日返上で働かされ、給料が出ないというところもあるらしいので、そういったところもきついです。
幸い私の会社は残業代などは全て出るのでまだましですが、もし残業代が出なかったらもうとっくに辞めていますね。
また、やはりバイトさんに強く依存しているので、折り合いが難しいです。遅刻してきたり、バックレたりするバイトさんもいるのでそういったことも考慮してシフトは組まなければいけませんし、もし欠員が出たら社員がその分でなければいけないので本当に急に予定変更が少なくないです。
こういった予定の立てづらさと、休日でも油断できないことなどが精神的にきついです。
また、もし飲食が嫌になって転職活動をしようとしても上記の事情で予定が立てにくいため、自分が裁量権を持って自由にシフトを決められるようになるか、辞めるかしないと転職ができません。こういった逃げにくさ、出にくさも辞めとけと言われる理由です。
3,仕事がほぼバイトと一緒、店長の経験でさえ他業界で活かしにくく転職に不利
飲食の店長、店長候補は最初の頃はバイトさんたちと一緒のことしかしません。また、役職が上がて言っても基本的にはシフトに入ることになるので仕事のほとんどはバイトさんと一緒のことをします。
そのため、転職をするとなったようなとき、アピールできるポイントが少ないです。
しかし、飲食が嫌で辞める、だから転職するという人が多いと思うのですが、飲食以外に転職となると、異業種・異職種の転職になります。異業種・異職種の転職は普通の転職に比べ難易度が高いです。そのため、飲食から抜け出すことは難しいため、新卒で飲食に入ってしまうと早めに転職しなければ、どんどん飲食から抜け出せなくなっていきます。
また、よく飲食は店長になるスピードが速く、マネジメント経験や、すぐ肩書がつくから転職有利ではないかという意見があります。これは、私はまだ実際に転職をしたわけではないので、確実性のあることは言えませんが、店長経験はあまり有利にならないと思います。
店長になった際に行うマネジメントは、相手がバイトの方であることがほとんどです。社会人の部下を持って、それをマネジメントすることが基本であるため、バイトさんをマネジメントしてましたというのはアピール力に欠けると思います。ですがあくまで評価されるかは伝え方次第でかつ、面接官次第でもあると思います。
ただ、そこまで評価されるかというと微妙ということは覚えておいてください。
4,離職率の高い業界=人が辞めた後のフォローが大変
飲食業は3年以内の離職率が50%を超えます。2人に1人が3年以内に辞めます。実際私はまだ3ヶ月程度しか働いていませんがすでに同期は10人弱辞めていますし、3年目の先輩も一人辞めていきました。
本当に離職率を肌で感じることになります。月に2,3回は人が辞めたという話を聞くので、自分も辞めたいという思いが日に日に強くなっていきます。
しかし、人が辞めていくことが辛いのは、その後のフォローが必要であること、辞めた分の業務が回ってくることです。
正直同期が一人いなくなることでさえ単純に人手が減るので業務量が増え、きついです。それが2年目、3年目の先輩になると店舗管理をしなければならなくなるのでマネージャー以上の業務が増えます。今までもいっぱいいっぱいだったのにさらに業務が増えることになります。人がどんどん減っていくので任される業務もどんどん増えていきます。
続ければ続けるほどきつくなっていく環境、私含めて、普通の感覚の人はそんな環境で働き続けたいとは思わないと思います。
5,最後に
以上4つが私が飲食を勧めない理由です。ただ、やはり結局は向き不向きであると思います。私の職場にも生き生きと働いて良い結果を出し続けている人も一定数います。要はデメリットを我慢できるかどうかです。
ちなみに私はちょっと我慢できそうにないです。
この記事を見て飲食に就職を考えていたけど辞めておこうかと思われる方もいると思います。別に私は飲食に絶対入るなと言っているわけではなく自分はお薦めしないというだけです。
結局最後は自己判断なので、その判断の一材料としてこの記事を使って頂ければいいなと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
多分ブラック企業に入社しました4
初めまして!つぶだかと申します!
今回は、前回に引き続き私が自分の会社で体験した
これブラックじゃないか?
と思えることを書いていきたいと思います。
つぶだかのブラック企業譚「入社後編」”合宿”
4月1日、やっと入社式が終わったかと思うと、私達新入社員はバスに乗せられました。とはいえ、勿論急にバスに乗れと言われたわけではなく、事前に入社式の後の予定は貰っていたのでその会場に行くためにバスに乗せられました。
次の予定、そう、
10日間の合宿です!
何かもう一周回って褒めたいくらい体育会系の会社だなと思いました。
事前に予定を聞かされた時は、なんだかんだコロナでなくなるだろと思っていたのですが、コロナが減ってきたとはいえまだまだニュースでクラスター発生などを見る中での300人合同合宿、なんと実施されちゃいました、、、
もしこれでクラスターが起こったらどうするのだろう、とか、この時期にこんなイベントするなんてまともじゃないのかなど、色々思うところはありましたが、行かないという選択肢は残念ながらなく、私は10日間の合宿に臨みました。
細かく書きすぎると特定が怖いのでざっくりとどんなことをしたか書きますと、
社訓丸暗記テスト
プレゼンテーション練習
山登り
運動
グループワーク
です。もっと細かく言えばあるんですが、ざっくりとはこうですね。
社訓の丸暗記テストが結構きつくて、目標点を越えなければ社訓を写経しなければならないんですよ、目標点というのも9割以上をとらねばならず、時間がない中でこの点数を取ることはかなり困難で、私は一度も越えられませんでした。
他の人点数も開示されているので見れるのですが、超えている人は1割もいなかったです。
こんなの無理ゲーじゃん、いじめだろ
正直こういった感想しか出ませんでした。
というかまず、新入社員ははじめ店舗に配属されてその業務をするのに店舗での業務については触れず、意識高い系の講義ばかりする上に頑張らせるのは社訓の暗記で、正直私たちに何をさせたいのかよくわかりませんでした。
この時もうやめようとすら思っていましたし、実際合宿中に離脱した人も数名いました。もっといてもおかしくはないんですが、実は、この合宿ずっと班行動だったんですよね。だから同じ境遇の仲間が近くにいるので励ましあいながら耐えることができたのです。幸い私の班は良い人たちばかりで、班の仲も良かったのでそこだけは楽しかったです。ただ、周りを見ると明らかにギスギスした班がいくつかあって、そこは本当にきつそうでした。
というか、本当に不思議だったのが、最初はきついだけで引いていたんですが、時間がたって班の人と仲良くなるうちに団結力がモノっ凄い上がったんですよ。
だから最後の方の課題なんかは範全員めちゃめちゃハイになって楽しんでましたね。
これが洗脳ってやつかって思いましたもん(笑)
だって最初はただただ怖かった合宿も終わるころにはこの班と離れたくないかまだ続かないかななんて思ってましたから、、、
それでなんやかんやで合宿は終わり、店舗に行ってからも頑張ろうという気持ちにまんまと乗せられてなっていました。
ただ、やっぱりいざ店舗に行くと気持ちだけではどうにもならない部分があるんですよね。本当にきついです、、、
次回からは、いったんブラック企業譚は終わって、飲食で働くってどういうものなのかの記事を書いていきたいと思います。
ここまで読んでくださった方はありがとうございました!次回もどうか見て下さい!それでは!!
多分ブラック企業に入社しました3
初めまして!そうじゃない人は今回も見に来ていただきありがとうございます!
つぶだかと申します。
今回は、私が入社してから感じた会社のブラックな部分を書いていきます。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
“つぶだかのブラック企業譚”「入社編」入社式
この会社でいいんだろうか?
そんな疑問を持ちながらも私は結局就活を再開はしませんでした。
不安を抱えながらも、ついに4月1日、入社式の日が訪れます。
どこで行ったかの詳細は書けませんが、ホールを貸切っての大きな催しでした。
当然のように入社式もリハーサルがあったのですが、実は当日は予定がつまっていたので、前日にホテルに泊まり、リハーサルを行っていました。
なので、私の社会人生活のスタートは3月31からで、他の人より少し早めです。ほんの少しですが、、、
この前日のリハーサル自体は、前日に入社式のリハーサルをすると言うことには驚きましたが何か特別のことがあったというわけではありませんでした。
前回の記事で書いたように、起立、着席、礼のタイミングを全員で合わせる、言葉を全員で大声で言う、など今まで通りTHE体育会のような練習をしてその日は終わりました。
ただ、3月31日、この日の夜、私はものすごい寂しさと不安に襲われたんです。
その日の夜、ホテルの部屋で独りになったとき、急に実家に帰りたくなり、両親や友人に会いたくなったのです。
正直、自分でも意味が分かりませんでしたし、めったにホームシックにもならないのに急にとにかくこの場所から逃げだしたくなったんです。
今思えば、たぶんこれから起こることへの恐怖がそうさせたのだと思います。今までの知った色々な要素が、これからの社会人生活が厳しいものであることを心の底ではもうわかっていたんだと思います。
でも、認めたくなくて目をそらしてきたものが、とうとう逃げ場が無くなって一気に不安として現れたんだと思います。
その日は無理矢理その寂しさを動画を見たり音楽を聴いたりして紛らわせ、明日に備えて眠りにつきました。
そして、入社式当日、昨日の不安感や胸が締め付けられる感覚はき消え、無事入社式には出席することができました。
大企業だけあって、入社式に出席した新入社員は約300名で圧巻でした。グループ企業を含めての入社式だったので、実際私が入社した会社の新入社員は約100名でした。(実ははこの時点で事前研修から何名か減っていました。)
リハーサルの通りに式は進んでいき、特になにかアクシデントが起こるでもなく式は終わりました。
入社式は前日の不安感以外は特に何かあったわけではなく、体育会系の雰囲気ももう慣れていたので違和感を感じるとかもありませんでした。
入社式自体は、壮大で凄い、というプラスの感想で終わったのですが、問題は次の行事でした。
入社式が終わった後、新入社員全員バスに乗り、次の行事の会場へ向かいました。
次の行事、そう、
10日間の合宿が始まったのです。
入社式より断然こっちのほうが書くことは多いですし、おそらく1記事では収まりきらないです。
次回、合宿編を書いていこうと思います。
ちょっと思い出すと辛い部分もあるのですが、書きたいことも多いので頑張ります、、、
では気合を入れて書きますので、次回も読んでいただけたら嬉しいです!
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
ではまた次回の記事でお会いしましょう。
多分ブラック企業に入社しました2
初めまして!
つぶだかと申します。今回は前回の続き、自分の会社体験談の入社前の出来事について書いていきます。入社前での出来事については、今回で纏めきれればいいなと考えています。
最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
”つぶだかのブラック企業譚”「入社前編」
入社前編「内定式」
今の企業から内々定をもらい、入社前に二度、事前研修を行ったんですが、二度目の研修のまえ、10月に内定式というもがありました。
内定式は企業によってはないところもあるようなのですが、内定を企業側が祝ってくださる行事、だから、「行って、話を聞いていれば終わるだろう。」そう軽く考えていました。
まず、始まる前の違和感は時間がものすごく長いということ。朝集まって夜終わる、それこそ今の出勤して帰る、くらいの時間でした。
他の、内定式がある友人に聞いても長いと驚かれるくらいで、明らかにおかしいんですよね。
なにをそんなにやることがあるのだろう、と思って予定表を見ると、”TOEIC”の時間がありました。
え?????
TOEIC?内定式で?なんで???
かなり頭の中が?で埋まりましたし、そもそもな内定を頂いたときにTOEICのスコアが必要なんて話は一度も聞いてないんですが、そこはやはり大企業、そういうこともあるのか、結構スパルタなんだな、くらいに思っていました。
取り敢えずそこは一旦おいておいて、他になにがあってこんなに長いんだろうと他を確認してみると、
”内定式リハーサル”1時間
という項目がありました。
リハーサル?????
また頭の中が?で埋まりました。
今度は本当に書いてある意味が分からなかったです。
どちらかというと受け身のイベントだと思っていたので、なんでリハーサルなんかあるのか、しかも流れの確認とかではなく。がっつり1時間かけてやるリハーサルって何なのか。
この時、正直言って内定式に行くのも少し怖かったですし、なんなら自分の内定先への不安が大きくなりました。
それでも、やっぱり行かないという選択肢はなかったです。同期にも会えるし、会社の先輩方にもあえて、何より大企業の内定式ってその響きだけでなんだか恰好よさそうだったので。
そういう考えが甘かったのだろうなと思い知らされたのは、内定式当日でした。
会場は大きなホテルのホールで行われました。会社の記録ように大きなカメラがあったり、社員の方々がインカムをつけながら動いて、
なんか凄そう!!
語彙力がないですが、素直にそう思いましたし、その時はワクワクしていてこれから始まる凄そうなイベントに対しての期待で胸が膨らんでいました。
しかし、実際にはこの企業の体育会系な部分と軍隊チックな社風を体感することになりました。
内定式のリハーサルでは、起立、礼、セリフ(お願いしますや、ありがとうございました)、着席の練習を最初にしました。
起立や礼の練習ってなんだ?と思う方がいらっしゃると思うんですが、私も思いました。
どのタイミングで、何秒で動作を行って、腕や背中の角度は何度で、など細かく指示を出され、一連の動作が全体でそろうまで練習をしました。
そして、その次はセリフの練習で、お腹から声をだすこと、一言一句間違えなこと、どこで区切るか、などを指導され、これも全体でそろうまで行いました。
内定を貰ってからゲーム三昧だった私は、ここまででかなりくたくたになってしまいました。
このリハーサルのあと、本番を無事乗り越え、もう後は会長や偉い人の話を聞くだけになりました。
最初に話された現取締役の方の話は長くなく、内容もこれから頑張ってほしいというようなもので普通でしたし、何ならいい話であったと思います。
ただ、会長の訓示が、すごく長く、勿論その間内定者全員は立っていなければならなかったので、それなりにきつかったですし、会長の話も、ものすごく話が飛ぶので全然話が頭に入ってこなかったです。なんというか、頭に浮かんだことをそのまま言っているような印象でした。
そんなこんなで空が暗くなるまで内定式は続き、帰路につくことになるのですが、帰り路、
あ、無理かも、、、
この思いが私の頭の中いっぱいに広がっていました。
体力的にも、精神的にも疲れ、正直会社に対しての不安がとても大きくなっていました。
しかし、それでも、もう就活を終わらせてしまっていた私にはもう一度就活を始めることはどうしてもできませんでした。
結局、どんな不安があろうと、いざ働いてみなければ分からないと自分に言い聞かせていました。
そうすることで自分を無理矢理納得させていましたし、不安を感じないようにしていました。
数か月後に自分がおかれるかもしれない苦境よりも、目先の就活再開という苦行を避けることを選択したのです。
ここまでが、入社前の出来事になります。
今思えばいくらでも危ない要素はあったのにこのまま就職をしてしまった私は危機感が麻痺していたのかもしれません。
次回からは実際に入社してからについて書いていこうと思います。
ここまで読んでくださった方はありがとうございました。良ければ次の記事も読んでみてください。
それでは、またの機会に。
多分ブラック企業に入社しました1
初めまして、つぶだかと申します。
社会人になって二か月、自分の会社に違和感を感じ続ける毎日です。
違和感を本格的に感じ始めたのは最近ですが、おかしいなとはずっと前から思ってはいました。
会社がブラックなのか、そう考えた理由、エピソードが
- 入社前編
- 入社後研修編
- 店舗勤務編
と、ありますので、つらつら書いていけたらと思っています。
今回は、入社前に感じたことについて書いていきます。
”つぶだかのブラック企業譚「入社前編」”
入社前編「事前研修」
私は、内定を貰ったのが比較的遅く、最初に内定を貰ったのが6月下旬、今の会社から内定を貰ったのが8月下旬でした。それでも大学の後期が始まる前には就活を終えることができましたし、内定先もある程度選択肢がある状態に持っていくことができました。
今の会社は、大手の飲食チェーンで、特にこれだ!というやりたいことがなかった私は、自分の可能性を広げてくれそう、やれることの幅が多そうという理由で入社を決めました。
そして、実はこの時点でなかなかきつい会社であることは知っていたのですが、浪人留年なしで来たので、まだ年齢的に余裕があること、体力平均以上はあると思っていたので何とか耐えられるだろうと思い、不安を打ち消していました。
今思えば、早く就活を終わらせたいという気持ちの強さと、会社の規模とネームバリューへの誘惑に完全に支配されていました。
それでもある程度は期待と、覚悟を持って入社を決め、勿論最大限の努力と、我慢はしようと心に決めていました。
しかし、入社前から何か会社の行事がある度に私の不安は大きくなっていきました。
最初に違和感を感じたのは入社前研修でした。入社の前に2回研修を行ったのですが、一度目の研修で60ページほどの書籍を渡されました。
何だろうと中を見てみると、なんとそれ、社訓でした。
大袈裟でなく、最初渡されたときは恐怖を感じました。社訓ってもっとスローガンみたいに1文、2文のイメージがあったので、こんな学校の校則みたいな量の社訓があるのかと、驚き、これを最終的にはすべて覚えてもらいますと言われたときは最初冗談かと思いました。
他にも、会社で使われる単語の辞書だったり、会長の写真が大ききく載ったパンフレットだったり、その日は本気でもう一度就活をすることを考えました。
でも、もう内定が決まってゆるみきった精神状態でもう一度就活をする勇気とモチベーションは自分にはありませんでした。
きっと体育会系の雰囲気が少し強いだけで実際働いてみれば、仕事をこなせば、気にならなくなるのではないかと自分に言い聞かせました。
次の研修では、話を聞く時の姿勢や、話し方、歩くスピードなど細かく指摘されました。
ただ、その日は最初の研修ほど嫌な感じはせず、ただ、体育会系っぽいなと感じただけでした。
けれど、人事の方が自分が現場で働いていたときのことを話してくださったのですが、朝7時に店舗へ行った移動や雑務をこなして店舗間を移動して帰るのは0時過ぎ、ということをサラッと言っていました。
あまりになんでもないように言っていたので、私は一瞬聞き逃しそうになったのですが、流石にスルー出来ず、人事の方を凝視してしまいました。でもやっぱり何でもないことのように普通に話しているので、困惑して、周りの内定者の反応を見ても皆「え?」という表情をしていました。
その時、一人の内定者が「もしかしてそのような長時間労働や、深夜労働は多いのですか?」と質問をしてくれたんです。
すると、人事の方はちょっと慌てたように、でも自分のするべき仕事を考えると、この時間がベストで、や、流石にいつもこの時間ではないというようなことを言っていましたが、明らかに口が滑ったような様子でした。
(ああ、やばいな)
自分の入社する会社がブラックであるとほぼ確定した瞬間で、不安が一気に心の中いっぱいに広がりました。
ただ、そこまでわかっていても私はでもいざ働けば何とかなるのではないか、部署やその人の働き方によるのではないか、と自分をごまかすための言い訳を心のなかで考えていました。
もうこの時になると時期も時期で、新卒を募集している会社はあまり残っていなかったことや、もう一度就活するという選択をととる勇気が私にはありませんでした。
其の後、どうにかこうにか就職ことは考えないようにしてきましたが、内定式でさらに強く不安にさせられることになるのです。
今回は長くなってしまったのでここまでにします。
次回は入社前編「内定式、入社式」を書いていきます。
この記事を読んでくださり、ありがとうございます。また次回も読んでいただけると嬉しいです。
ではまた次回お会いしましょう。
2か月社会人をした感想②
どうもこんにちは!つぶだかと申します。
今回は、この前の記事に続き社会人になってみての感想を書いていきます!
内容としましては、前回書ききれなかった社会人になって”疲れた”と感じたことについてです。
社会人に限らず、どんな人も生きていたら多かれ少なかれ疲労って感じると思います。
でも、この新卒社会人なり立ての特有の疲れって結構あるなと思いまして、それをつらつら書いていきます。
今回も特に自分が疲れると感じたことは3つありまして、
- 新しい人間関係
- 環境が変わることで発生する多くの手続き
- やる意味の分からない仕事
さて、では1つ目から順番に説明していきます。
これは新社会人に限らず、高校生だったり大学生だったり新しい環境に身を置いている人は皆感じていることだと思います。新しい関係ができるのは嬉しいけれど正直、、、
めんどい!!
あとノリもちょっと分らん!!
というのが私の感想です。(笑)
というか大多数の人がそうなると思うんですよ。
自分の場合は住む場所も関東から関西になったので関わる人全員ノリが分からなくて困惑しました。
結構早く慣れるんですけどね。
そこは今までも多少は経験してきているのでいいんですが、一番は新しい関係に、"会社の”同僚、先輩、上司が増えたことです。
未知の生物が現れたなんて言うとちょっと失礼ですが、この関係の距離を測るのが結構疲れましたね。というか現在も奮闘中です。
勿論いい関係を築ければいいんですが、もしその人が自分と合わなくてもある程度は付き合いを続けなければなりません。そうなると結構距離感も難しくて、嫌われないよに、ということを優先して人と接してしまうんですよね。
あんまり難しく考える必要はないのかもしれないですが、自分気にしいなので、、、
次に二つ目の環境が変わることで発生する多くの手続きについてなんですが、作業の量でいえば一番重いですねこれが。精神的に疲れるのが人間関係なら肉体的に疲れるのが諸々の手続きです。
というかまず引っ越しが面倒だったんですがこれは業者の方々や家族が手伝ってくれたのまだよかったんですが、、、
新生活を始めるにあたってまず、
なんの手続きをしなくてはならないか調べる
ということをしなければならなかったんです。
それが結構めんどくさかったのと、何の手続きが必要か分からないので不安も大きかったですね。
でも、このご時世便利なもので”新生活 必要 手続き”とかで調べれば結構出てくるんんで何とかなりました。
ただ私は引っ越しが遅くて、そういった手続きを仕事が始まってからしたんですよ。そうすると役所とかって平日しかやっていないので、数少ない平日休みを潰してどうにかこうにかやり切りました。それでもまだやり残した手続きがいくつかあるので、気が重いです、、、
あと腰も重いです、、、
そして、最後、今までちょっとネガティブな話をしてきたと思うんですが、最後が一番ネガティブです(笑)
”意味があるか分からない仕事をする”
これが本当に疲れますね、、、
新入社員は一番下っ端なので多くの場合雑務だったり、バイトさんたちと同じ仕事をすると思うんですが、そういったことを毎日している
これ俺がする意味ある?
だったり
この作業自分のためになってる?
っていう疑問が永遠に湧いてくるんですよね。
勿論こういうのって精神的にも疲れるんですが、体を動かす力が湧いてこなくなるんですよね。
モチベーションが無くなってくるんです。
そうするともう、体を動かす、一つの作業をするだけでいつもの何倍ものエネルギーが必要になるのでものすごく疲れるんです、、、
以上、この3つが社会人をやってみて”疲れた”ことですね。どうしてもネガティブなことになってしまいますね(笑)
でも最初結構つらいことが多いと思うので、この気持ちに共感して下さる方は感想やらメッセージほしいです!
以上で今回はおしまいです。
今回も長くなってしまいましたね、、、
次回からはもう少し狭い範囲で書いてみようと思います。
次回の記事もよろしければ見て下さると嬉しいです。
2か月社会人をした感想
初めまして!つぶだかと申します!
今回が最初のきちんと書く記事になります。読んでいただけると嬉しいです。
さて、実は私、この春、2022年4月1日から社会人になりました。この記事を書いているのが5月27日なので、大体2か月社会人を経験したわけなんですが、、、
もうなんか
凄いですね(語彙力、、、)
あと
疲れた!!!
この二つが2か月間過ごしてきた感想になります。
でもこれだけだと小学生の夏休みの日記よりも中身が薄いものになってしまうので詳しく書かせていただきます!
まず”凄い”って感想についてなんですが、凄いって思ったことが3つほどありまして、それは
- お金が絡むと対応とやることが細かい
- 急に重く感じる責任
- 生きてきた中で一番社会人が周りにいる環境
です。
順番に説明していきますと、1番のお金が絡んだ時の対応なんですが、細かいし面倒ですね。まあ、お金は大事なのでしょうがないんですが。
私はまだ入社2か月目なので仕事でお金を管理することはないんですが、交通費や経費などは会社に申請するんです。入社式や内定式みたい会社の行事に行くときにかかる交通費なんかも出すんですが、金額が1万を超えると領収書が必要だったり、ちょっとの電車移動でも必ず申請したり、でも条件に当てはまらないと申請できなかったり、、、、
もろもろの手続きをした感想は、
めんどい!!
もう自腹でいいから手続き飛ばしたい、、、
まあそんなわけにもいかないんですが(笑)
お金はやっぱり大事だし、ここをなあなあにするとよくないですからね。このお金に関する手続きが社会人になって最初の洗礼でした。
何なら初日からでしたからね!
次に二つ目の責任についてですが、これもちょっと今までに経験したことがなかったんですよね。
今まで生きてきて責任を感じる場面はあったので、責任を感じることが初めてというわけではないんですよ。
それが重いんですよね。
自分のミスが誰かの仕事の効率を下げたり、お客様の迷惑になったりして本来出せるはずの利益が出なっかったら、、、と思うと凄い責任を感じてしまうんですよね。
今までは、学生だから、バイトだからで躱してきた責任が、今は逃げ場がないですから、もろに心に響きます、、、
ただ、これは自分が気にしいなだけ説もあるんですよね(笑)
勿論責任感を持つことは大事なんですが、それでもまだ新人なので割と軽く考えてもいいはずなんですよ。
それでも絶対今までより、良い意味でも悪い意味でも前より与える影響が大きいと考えると、やっぱり気後れしてしまいます。
”責任の重さが凄”というよりは、”責任という言葉のリアリティが凄い”、です。
最後に、凄いと思ったこと3つ目は社会人が周りにいっぱいいることなんですが、
いや当たり前だろ!
と、この文章を読んでくれた方は思うでしょうね。
私も思います。
でも、今まで自分の周りにいた大人って親とか親戚とか、バイト先の社員さんとか、一つ二つ違いの大学の先輩くらいなんですよ。それがいきなり左見ても右見ても全員社会人なんですよ。
凄くないですか!?
っていうとあほ丸出しなんですけれども、、、
でも、周りが全員社会人っていうのは今までの環境と全然違くて、将来の話とかお金に関する話とか、勿論人によるんですが学生の頃と現実味が全く違うんですよね。
学生の頃は夢がある人でも結構プランが曖昧だったりしたんですが、今は何年までにこの部署に行ってとか、何年までに昇進してこのポジションについて、とかそういう話が出るんですよ。
そういうちゃんとした話をするのは上司や先輩の方々なんですが、同期のなかでもちらほらいるんですよね。
ある程度の理由はあれど、何となく今の仕事に就いた私からすると
「はえー、すげー、、、」
って感じです。(語彙力、、、)
以上、社会人になって私が凄いと思ったこと三つでした。
疲れるなって感じたこともいくつかあるのでそれについても書きたかったのですが、思ったよりも長くなってしまったのでまた次の記事で書くことにします。
今回はこの辺で、ありがとうございました!